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Random House Inc (T)
グループ:Book
ランキング:8259
価格:¥ 2,402
発売日:2007-04-17
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カスタマーレビュー ![]()
。「まぐれ」が「お話」であったのに対し「black swan」は「論説」って感じ
(2008-10-02)
前作「まぐれ」は、black swan(まれにしか生じず、予測不能であるが、それが生じた場合には重大な影響を及ぼす事象)の存在を意識すること、自らの思考の中に取り込むことの大切さに気付かせてくれる本でした。
新作の「black swan」は、前作を受けて、なぜblack swanをうまく思考の中に取り込めないのかとか将来の予測不能性を、哲学や心理学、行動経済学の面から理由づける内容になっています。
「まぐれ」ほどの衝撃はありませんが、理解を深めることができます。「まぐれ」が「お話」であったのに対し「black swan」は「論説」って感じになっています。また、「まぐれ」は著者の元トレーダーという経歴が色濃く出ていて、投資本として読んだひとも多かったと思いますが、「black swan」では、著者は哲学者の顔をしていて、著者の経歴を知らなければ投資本として語る読者は少ないものになっていると思います。もちろんblack swanや将来の予測可能性、人の合理的判断の限界といった話は投資家にとっての大テーマですので、その方向から手にとっても、すごく面白いのだけれど・・・。でも、この本がもっと幅広い読者に、日常や人生についての思索のヒントとして読まれるといいなと思います。面白いですよ、この本。
認知科学と経済物理学、べき乗則
(2008-04-20)
著者は、最新のフラクタルや、べき分布といった経済物理学の知見と、認知心理学の学習理論を用い、いかに人間が自分たちの世界の根本的なことがらに対して無防備でいるかを説明している。
2ch、炎上といったサイバーカスケードが話題になるが、統計的な目で見ると世の中は予定調和的な正規分布をしていない。現実の世界でも自己組織化臨界現象といわれる「予想外のことがらが必ず起こる」べき乗則、ベキ分布の形であるといわれる。
サブプライムローンを予言したともいわれる本書の射程は長い。
A Great Book
(2008-04-02)
This is truly a great book that refines / changes the way you look at the world. The topic is all inclusive ranging from probability and psychology to finance and philosophy. The book offers deep insight especially for those who work in financial industry. As a practitioner, I cannot agree more on the author's point of inadequacy of mainstream finance theories.
言わずもがなでは?
(2008-01-20)
速読しての感想です。大数の法則から外れたもの、想定外のものが、インパクトをもって大きな変化を起こす、というのはあまりにも当然で400ページを費やして言わずもがなではないだろうか? 逆の言い方をすれば大数が想定された動きをしている期間には、それによっては何もインパクトはなく世間は水平飛行を続ける、とも言える。So, what?!
この本は、エピソードの羅列として余暇に、冬にはストーブのそばで(または夏ならプールサイドで)パラパラとめくるには良かろう。エピソードにはいくつか興味深いものがある。
ただ、なぜN.Y.Times Bestsellerになったのか理解できない。
金融工学について深い洞察がみられる哲学書
(2008-01-17)
金融工学について深い洞察がみられる哲学書。専門家の言うことを安易に信じてはならない。平均や標準偏差を信仰する凡庸国の国民(Mediocristan)になるよりも、社会科学的現象については極端な事象が大きな影響を持つことを知っている極端国の国民(Extremestan)になることを推奨する。洗練された職人技は中途半端な科学よりはましであるという。

